2021-06-05
それは 「混み具合」 が影響しているということです。 真中付近はどうしても混雑します。混雑するとQRMでデコードされにくくなります。デコードされても空いている帯域より時間がかかるかも知れません。そういう事だと思います。 つまり低くても真ん中でも高くても、「空いている」場合は早くデコードされ、コールバックされる可能性が高まるという事です。いかに直前にモニターしてできるだけ空いているDFを見つけるかが鍵でしょう。 FT8 は多少重なっていてもデコードされるからと他局にかぶせて呼んでも良い、というのは違うと思います。
ここで重要なのは相手のリグの性能です。一昔前のリグを使っていると、USBで受信できる帯域が狭かったりします。場合によっては 500-2500Hzしか受信できないリグを使われているかも知れません。そんな時は端ではなくて中央付近にでないと永遠にコールバックはありません。
さらに FT8 はワイドグラフで表示されている範囲しかデコードしません。相手がもし帯域を狭めて上限を 2500Hz にしていた場合、2800Hz でコールしてもデコードしてくれませんので意味がありません。 たまに呼ぶのを停止して、どのあたりのDFが拾われているかの傾向を見れば、ワイドグラフが3000Hz付近まであるのか、狭めているのかが分かります。下限についてもワイドグラフで開始点を決められますので狭められている可能性もあります。 混雑を避けて端に出た場合、デコード対象外になる可能性もあるのです。
逆の話をします。 貴方が JTDXユーザーで呼ばれる立場の時、できるだけ重複交信を避けて新しい局と交信したいと思った場合の最適な設定は・・・
間違いがあればご指摘ください。
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