MS on 50MHz
2008-08-13


50MHz の MS によるQSOってとってもスリリングで面白いです。

昨日は /6 の各局と MS でQSO出来ました。

そもそも MSってなんぞや?という方もいらっしゃるでしょう。

メテオ・スキャッター の略です。  地球に宇宙の塵が突入した際にそのバーストによって一瞬だけ電離密度が上がり、それを使って反射させてQSOするという物です。

信号強度的には Es みたいにガツンと入る場合と、ふわふわふわふわっという感じと色々あります。

しかしバーストの長いときはあまりないので、すぐに沈んでしまいますから余計なことはいわず(CWでは余計なことは送らず高速CWで)、あっという間のQSOが必要となります。

ですのでまず相手がどこに出ているかが分からないとなかなか出来ません。しかし昨今インターネットの利用で、どこそこ移動の局がどの周波数に出ているというのは分かるようになりました。 

例えば 50Mhzの場合ですと
[URL]

ここが非常に便利です。

呼ぶ側は予め相手の局も移動地も分かっている状態です。がしかし、実際相手が誰なのかは信号を聞いて確認しなければなりません。グループなどで移動しているときは、オペレーターが変わるときもあるからです。

実際のQSOは以下のような感じです。

「CQ こちらは JA1***/6 熊本県合志市」 相手
 「JP1LRT」  自分
*何度もQSOしている局ならばフォネティックコードを使わないときもあります。たいていは超早口なフォネティックコードです。
「JP1LRT 59!」  相手
「59!」 自分
「どーもー」 相手

みたいに一瞬で終わります。 CWは同じようなことが高速CWで行われます。

タイミングが合わずコールバックが分からないときもあります。

のんびり 「じゅりえっと ぴーたー わん・・・・」 なんてやっていてスタンバイしたらもう沈んでいるということもあるので、ゆっくり呼ぶのは禁物です。 「じぇーぴーわん りま ろみお たんご」 と 超早口で叫びます。

不安があるときはMSの場合DUPEでもいいから呼びましょう。 呼ばれる側も同じように不安なのですから。

折しも今日は「ペルセウス座流星群」の活動が極大になっています。ネット情報を元にMSによるQSOにトライするのも面白いですね。

[6m]
[無線関連]

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