来ました コメット社からの返答

コメント(全2件)
1〓2件を表示

JF4CAD ― 2009-06-29 19:32
中心周波数が51.0MHzになっている件ですが、私の持っているCA-52HB、CA-52HB4も説明書を見れば中心周波数が51.0MHzです。そればかりか第一電波や今はないマルドルなんかも51.0MHzを中心周波数に設定しています。この辺の会社は144/430なんかもあわせてCW/SSB/AM/FMの全ユーザーでSWRが1.5以下ならOKという設計をしているのではないかと思います。

一方ナガラやRadixなんかは50.2MHz付近、クリエートデザインは50.3付近を中心周波数にしています。ビームパターンとかを見てもコメットや第一電波は総花的な設計、ナガラやCDはDX向き、Radixは移動向きで設計しているのかな、という感じで、設計の基本的考え方が違うのではないかと思いますがいかがでしょうか。
JP1LRT ― 2009-06-29 21:24
JF4CADさん、いつもありがとうございます。

中心周波数を51MHzにしていて、ほとんどの帯域で VSWRが1.5以下になるという設計ならばそうとも言えますが、もともとこのアンテナのVSWRの特性は先日の日記のようで・・・・ あり得ない特性です。CW/SSB/AM/FMの全ユーザーがターゲットというにはあまりにお粗末・・・ しかもどの位シュートバーの位置を動かしたらどの位中心周波数が動く、という事も取扱説明書にはありませんでした。先日日記にも書きましたが、このアンテナは蝶ねじを使用していることで移動運用者がターゲットというのは明らかですが、そのユーザーのニーズにあったチューニングとはとても言えません。CA-52HB、CA-52HB4も移動運用向けのアンテナなのであれば当然そのユーザーが望む周波数帯域にチューニングされてしかるべきで、それがされていないと言うことはバンドの使用方法が理解されていない証拠です。 返信の中に「呼び出し周波数に設定」という文言がありますから、先にあった「CW/SSB/AM/FMの全ユーザーでSWRが1.5以下ならOKという設計」ではないとメーカー自らが認めています。
固定向けであれ、移動向けであれ、バンドの使用状況とユーザーのニーズが分かっていれば51MHzに中心を置くなどと言う発想は生まれてこない、と私は思うのですが。

他のメーカーが低い周波数に中心をおいているのは、バンドの使われ方とユーザーのニーズを理解した商品開発(製品開発)の結果だと思います。

設計の基本的考え方が違うと言うより、ユーザーのニーズを理解していないと私は理解しています。

新しい取説にある周波数特性ならば、まだ使えるアンテナだとは思いますが、それでも中心を51.5MHz付近に置いていることから、バンド特性を理解した上での改良ではないと感じました。

第一電波やマルドルも51MHzになっていますが、やはり同様にニーズを理解していないのでは無いでしょうか。これらのアンテナを用いてFMがメインな周波数帯域にでるユーザーが果たしてどの位いるのでしょうか。比率として無視できないほど沢山いるのでしょうか。 最初に 50MHz の HB9CV を発売した会社がどこの会社かは知りませんが、その会社が51MHzにしたため右向け右と安易に決めたとも言えなくはないでしょう。

あえてこの一連の記事は辛口で書いていますが、企業努力が足らないと捉える人もいるようです。私を含めて。

記事に戻る

コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット