パイルアップに対する応答の仕方
2010-05-23


以前書いたネタの再掲載です。

今日50MHzでセルフリストを取ってQSOしている方をお見かけしました。
セルフリストとは  [URL]    をご参照ください。

私はセルフリストQSOは大嫌いです。 呼んでも待たされてしまいます。さっさとQSOできれば次へ進めます。 呼ばれる側としては非効率極まりない交信方法。呼ぶ側としては時間的な無駄が大変あるデメリットの多すぎる交信方法。

なんでバンバンパイルをさばかないのでしょうか? 


あと 「サフィクス」 だけで呼ばせることと、「サフィックス」だけで呼ぶ人。これもいただけないです。 



以下2007年7月14日の記事です。


自分は 6m , 50MHz が運用の主体です。6mはコンディションの変化が激しく、普段GW(地上波)等で交信できないところと Es 等でオープンした際は 「短めの効率の良いQSO」が求められます。 もちろん呼ばれる側の運用スタイルによってそれは大きく異なることは言うまでもありません。 ショートQSOがお嫌いな方は 「名前」 等の情報を QSO に含む事もされています。 それ自体は特に何の問題もありません。呼ぶ側と呼ばれる側が同じ土俵に立って(同じスタンスで)QSOするのですから。

しかし多くの局に呼ばれる、いわゆる「パイルアップ」の状態の時には呼ぶ側の心理としては早く交信したいと思う物です。待てない方は他の局へと移ればいいのですが、呼ばれる側が引き留める事もあります。

例えば 「***さんとれました、さらにどーぞ」 「+++さんとれましたさらにどーぞ」 と何局かのサフィックスをコピーした後にQSOするやり方です。またはしばらくの間呼ばせっぱなしにして、何局かコピーしてそのコピーした局のリストをわざわざ読み上げて待機させるやり方。

リストQSO、 これは何のためにするのでしょうか? 一局ずつ交信していれば、QSOの終わった方はすぐに他の局を探しに動けます。 先にも述べましたが 6m は変化の激しい周波数帯です。 そういうオペレーションをしていると突然のコンディション変化で待たされたあげくQSOできなかった、待っていたために他の方とQSOできなかったという事態に陥ることも十分にあり得ます。リストを取っている局その物が沈んでしまうことだって。

7MHz帯の様に50MHz帯に比較してですが、安定しているバンドとは異なるわけで、いつも 7MHz でそういうことをしている方が 50MHz で同じ事をするのは 「周波数特性を理解していない」、きつい言い方ですが「ヘボオペ」の証明になるのではと私は感じます。

それではなぜ7MHz帯ではこのセルフリスト方式がはやっているのでしょうか?
なぜ「一局 一局」と交信しないのでしょうか? 待たせるのがかっこいいのでしょうか? それともその方が効率が良いのでしょうか?  私的には両方とも「否」だと思います。 かっこよくもないし効率なんて悪いことは明白です。 したがってなぜその様な事をするのか是非聞いてみたいです。でも実際の QSOの中で聞くことはできません。恐らくメールで尋ねてみても無視されるだけでしょう。 揶揄しているわけではなく、何故そういうことをするのか非常に興味があるのです。どういう根拠でされているのか。

呼んでくる局をメモしながら、そのメモを読み上げず1局ずつQSOするのは非常にスマートだと思います。相手に待機を強要することなく、一度に多くの局をピックアップできるのですから。

私はリストを取る局の運用地とよっぽど交信したい時を除いては呼びません。呼ばないのならばどーでもいいではないか、というご意見もあるかと思いますが、これは単に「興味」ですので・・・・・・

リストQSOをされる方、お嫌いな方色々な方のご意見をうかがってみたいです。
[6m]
[無線関連]

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