FT8 CQing Refuses to Send 73 After Receiving 73
2021-03-25



The English article is after the Japanese one.

WSJT-X 2.4.0 -rc3をFT8運用にお使いの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
RRR "の送信を選択された方は、WSJT-Xの動作がおかしいと感じていませんか?
通常、"RRR "を送信した後、QSO相手は "73 "を送信して、自分も"73"を送ってQSOを終了します。しかし、WSJT-X 2.4.0 -rc3では、相手から "73 "を受信しても、相手に "73 "を返しません。"RR73"と同様の動作をします。
私はJTDXユーザーですし、RR73を送る設定しているので何も問題はないのですが。
QSOを完了させるためには、"73"が必要だという人もいます。しかし、この新しいWSJT-X Auto Seqの動作が2.4.0 GA版でデフォルトとして採用された場合、そのような方々は無効で不完全なQSOであるため、きっと多くのQSOをログに付けないのでしょうね。その方達はもしGA版で採用されたらものすごく損をすると思いますが。まあ、RR73を送る設定にすれば何も問題はないですけれども。
あるWSJT-Xユーザーが、この動作の理由を尋ねたところ、開発チームのメンバーは、"あなたが送りたい余分な73メッセージの目的は何ですか?"と答えたそうです。 もしそうであれば、この動作はバグではなく、開発チームの意図であると考えられます。
皆さんはどのようにお感じになりますか?
ちなみにJTDX開発チームからのメールによると「一般的には、JTDXはこの変更に何の問題もありません。(RRRを送信して73を受信した後に)自分の最後の73メッセージを送信する1つのTx期間が失われるだけで、他の人に害を与えることはありません。WSJT-XはRRRとRR73を同じものとして解釈し、将来的には1つのメッセージタイプを他の意味に解放しようとしているようにみうけられる。」と回答しています。
この変更に対するアクションは、"RRR "の送信をやめて、"RR73 "に変更するだけです。全員が「RR73」を送信するように設定されていれば、何の問題もありません。しかし、中には「RRR」の送信にこだわる人もいて...。
どうしても「RR73」を送りたくない理由のひとつに、「RR73」というグリッドロケータがあるからというのがありますが、ここは北極点の近くで陸地がないので、実害はありません。

リリースされたばかりのrc4でも動作は同じでした。なのでこれはバグではなくて仕様変更だと思います。

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Many of you are using WSJT-X 2.4.0 -rc3 for FT8, I guess.
If you have chosen to send "RRR", do you feel that WSJT-X is behaving strangely?
Normally, after sending "RRR", the QSO partner will send "73", and then send "73" to end the QSO.

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