高性能なマルチコア・マルチスレッドのCPUを搭載したPCを使っても、WSJT-Xではそれを活かすことが難しい理由として、WSJT-Xはマルチスレッドに対応していないソフトウェアであることが言われています。タスクマネージャーで見れば一目で分かります。
左がJTDX、右がWSJT-Xです。JTDXでは全てのスレッドに15秒毎に負荷がかかっていることが一目で分かります。一方でWSJT-Xでは全く使われていないスレッドがあることもよく分かります。
JTDXでは表示させているワイドグラフを使用するスレッド数で分割し、それぞれのスレッドが担当した範囲のデコード作業を行います。 したがってJTDXではマルチコア・マルチスレッドのCPUの性能を十分に使用できるのです。
これがデコード性能の差に大きく影響を与えていることは言うまでもありませんね。 (^^)
ちなみにMSHVもマルチスレッドに対応しているようです。
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