我々の代表であるJARLが会員の意思に反して賛成を。その真意を聴くべく本日ハムフェア会場で行われたシンポジウムに参加してきました。もともとハムフェアに行く気は全然なかったのですが。
JARL技術研究所長 森 章和氏
JARL電磁環境委員会委員 武藤 浩二氏
JARL専務理事 海江田氏
が説明に来ました。
武藤氏は「問題があり個人的にはパブリックコメントには反対として意見を出した」と述べられたのに対して、森 海江田両氏は賛成と・・・ JARL内部でも一枚岩でなくバラバラです。森 海江田両氏は準備書面にはJARL会長 原氏 の代理人として名前を連ねています。代理人ですから全ての権限はこの両名が握っているのです。
しかし、何故JARLが賛成するかという説明はどうもはっきりせず会場からは怒号が飛び交いました。曰く「我々は努力してきた。これだけ厳しい値になったのも云々・・・」「苦渋の選択・・・・」。今まで反対と表明してきたものを180度変換する理由になっていません。しかもこの重要な決定事項に関しては「理事会を通していない」事が判明しました。「各理事のコンセンサスは云々」と最初ははぐらかしていましたが、結局理事会は開いていないと認めたのです。武藤氏の所属するJARL電磁環境委員会では今回の審議会に対する態度を決定する会議はなかったとのことでした。したがって「理事会や関連の委員会で議事録に残るような正式の会議無しに賛成が密室の一部理事による会合で決定された」と言っても過言ではないでしょう。(一部理事だけの会議で決定した事項ならば、良心のある他の未参加だった理事が緊急動議をかけて臨時理事会を開き、撤回させるということもできなくないように思えますが・・ その辺は詳しくないので・・)準備書面は8月7日付の日付で作成されております。そして今日まで我々JARL会員に対してはなんの説明も行われてこなかったのです。密室で決定され、ぎりぎりになって表に出す。なんと姑息なんでしょうか。JARLのWEB SITEでは何も触れられていません。メールマガジンも次回発行はなんと23日です。23日に審議会があるのです。創刊号から見ていますが月2回発行です。その月の2回目の発行が23日というのは、過去の発行日から見ても一番遅い日程です。ここにJARLの意図が見え隠れします。これだけ重要な事項なのですから、会員への告知は義務です。メルマガ臨時号を発行しても良いはずです。それができたはずです。
最後は怒濤の飛び交う中、海江田氏の一方的な退室によって幕を閉じました。非常に後味の悪いシンポジウムでした。
開催された場所にも恣意的な者を感じます。これだけ重要な内容ならば会場一階のイベント・コーナーで大勢の前で行うべき事なのでは。それを会場2階の商談室という、非常に小さな部屋で「興味のある者がわざわざ足を運ばないと行けない場所」で行ったのです。しかもハムフェアのガイドブックにはシンポジウム開催の案内の記述はありません。JARLのWEBでのみの案内です。これで会員への説明責任を果たしたなんていうのなら許されるものではありません。
JA7AO 松本OMのHPでは署名活動を実施しています。今声を上げなければ「賛成した」と見なされてしまうのです。今は「反対」の声を少しでも多く届けることが必要です。
JA7AOさんのHPを見て、23日正午までに署名FAXを1枚送るだけで意思表明ができます。是非今こそ我々の意思を示そ うではありませんか。一人一人の意見を集めれば大きな意見となります。
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