JTDX , WSJT-X でリグとのリンクエラー
2019-06-13



VSPE をお使いで、JTDX または WSJT-X と同時に Turbo Hamlog を立ち上げていらっしゃる方で、時々JTDXまたはWSJT-Xとリグとのリンクエラーが発生して悩んでいる方がいらっしゃると聞きました。


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これはJTDXの画像ですが、WSJT-Xでも同じです。

そんな方に解消法をお伝えいたします。

原因はいズバリ Turbo Hamlog との競合です。 Hamlog がリグから周波数やモードの情報を引っ張ってくるとJTDX等とのリンクが切れてしまいます。

それを回避するには Hamlog と リグのリンクを切れば解決します。

「いや、せっかくVSPEでSPLITしている意味がないではないか」 とお思いの方もいらっしゃるでしょう。 はいその通りです。 なので JTDX等を使用中だけリンクを切れば良いのです。

Hamlogの設定をします。

オプションから環境設定に進むと

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入力ウインドウが選択できるようになっています。 私の場合 B C D E F も有効にしていますが、その数は個人個人で違うと思います。  通常開かせて情報を入力している 入力ウインドウ(以下LOG窓とします)は A です。当然 A はリグとリンクさせて情報を引っ張ってきていると思います。

LOG窓 A を全面に出して QTH付近を右クリックするとメニューが出てきます。

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入力環境設定を開きます。

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私は ICOM のリグを接続していますので、このような設定になっていますが、各人の設定はそれぞれのリグ用になっているかと思います。

これは確認なのでこのまま OKでもキャンセルでもクリックしてください。

次に LOG窓 B を開いて同じ様に入力環境設定を開きます。

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LOG窓 B はリグとのリンクを切ります。  「非使用」 を選択します。 その後 OK で保存します。  「同じ内容で設定」 をクリックしてしまうと、LOG窓 A の設定も 「非使用」 に変わってしまうので注意してください。

これで環境が整いました。

JTDX, WSJT-X を用いてdigital運用をする場合は、Hamlog の入力画面は LOG窓 B を表に出します。周波数やモードの取り込みは JT-Linker を使いましょう。

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