今日は7月31日。この2ヶ月6m bandは「シーズン」でした。COVID-19の影響で在宅の時間が長く、その分無線を楽しむことができました。
少し振り返ってみたいとと思います。
私のアンテナはブーム長8.9mのLFA型八木です。導入にあたってはすったもんだもあったのですが、今はまともに仕事をしてくれています。スタックでも、まして4枚でもありません。シングル八木です。
給電点からローテーターの回転部越えまでは10D-2Wを引き、そこに鳥の巣のような
ウォルボックスに入っています。そこには
直下型プリアンプが入っています。このプリアンプは2線式です。TXラインは12D-SFA、RXラインは10D-SFAを使用しています。あれ?受信のほうが細いの?という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。受信はプリアンプで持ち上げますし、故障した際はスルーして使うので、その時はTXラインで送受しますからTXラインを太くしています。
今年のシーズン前、東京に雷雨が来襲しました。全てのラインをリグから外し通り過ぎるのを待ちました。そののち再度接続したのですがなんと・・・・・・・ ブリアンプがお亡くなりになっていました。
終わった・・・・・・・・・ 今シーズンは終わった・・・・・・・ とそう思いました。卓上型もかつては持っていましたが捨てました。今シーズンはリグ内臓のプリアンプのみです。
しかし意外にも見えます。全くだめということもなさそう。今シーズンは修理しないでそのまま行こうという方針にしました。
FT8。その登場は非常にありがたいです。私は6m bandが好きで、通常交信も移動運用もコンテストも、そしてDXも楽しんでいます。DXはDXに特化したシステムをお持ちの方には到底敵いません。SSB/CWのパイルではほとんどできません。CWはスプリットでかなり離れたところで呼んでたまにはコールバックがありますが、すぐ上に乗っかられて潰され、交信が完了しないこともしばしばありました。 CQを出して呼んでもらうほうが確実でした。しかしSSB/CWでCQを出しても弱い私に応答してくれる局は極稀でした。
FT8は相手に電波が届き、その電波がデコードされれば、「SNRの値のいかんに関わらず相手が応答してくれる可能性がある」のです。ですので相手がJTDXユーザーであることをいつも願っています。デコード能力が全く違いますので。ソフトウェアが選ぶ場合、オペレーターが自分の意志で選ぶ場合がありますが、SSB/CWと比較すればコールバックされる確率は格段に上がりました。
これはもはや常識ですが、6mのEsによるDXは入感エリアがかなり狭い場合もあり、そのエリアが高速に移動することもあり、例えば東京23区西部ではデコードできても東部ではできない。埼玉南部では非常に強くても杉並区では皆無。さらにSSB/CWではできないような信号ではFT8ではできるということで、極弱いオープンでも極狭い範囲に電波が落ちてくればパイルにもならずQSOができてしまうことも。
今年もいくつかの物語がありました。その中で最も印象的だったことを。
OJ0MRとのQSOです。
セ
記事を書く
セコメントをする